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MAC Color Classic 2 大改造(2002/04/20)

 1994年くらいだったと思う。はじめて、山中の部屋でマッキントッシュに出会った。当時NECのパソコンしかしらなかった俺は画像が動くこのパソコンを見て目からウロコが落ちた。

 そのような魅力あるパソコンも8年9年過ぎると現代の機能にはついていけない。と、なかば老人扱いをし、細々と機能を限定した形で使っていた。
 そこで、出会った本が「ドーピングマック」という本だ。これには、カラクラを蘇らせる術が事細かく書かれていた。
 これによると、1台のMAC Performa6260 の中身をまるごとカラクラに移し替えるという荒技で改造するものである。
(俺は後にPerforma6260をインターネットオークションで1500円で購入した。)
俺にできるのか?と思いながらも着手。もう戻れない。
はんだごて、ニッパー、時には、本体を溶かす、削るの作業である。気分は外科医、患者に話しかけるように手術はつづく。

ついに完成。おそるおそる電源を入れてみる。はんだなど接触不良があれば、一発でおじゃんだ。「ファ・・ン」という快音。差詰め生まれ変わっての「オギャー」と言ったところか。まだ、安心はできない。無事立ち上がるまでは。スマイルマックが画面に登場、拡張機能も無事読み込んでいる。OSのパージョン標記の画面になった「Mac OS 9.1」Power PC を積んだこのマシンにふさわしいOSになった。

今現在、POWER COLOR CLASSIC (コードネーム Takky )となったこのマシンは、LANカードも装備し、ADSLでインターネット接続も可能になり快適に動作している。
おれの大事なセカンドマシンだ。
なには、ともあれ、蘇って本当によかった。約1週間にわたる大手術であったが、蘇った姿を見るとやってよかったと思う。
今後も大切にしていきたい。

Last Update : 2002/11/22